南紀白浜空港のIoTおもてなし実証、2020年3月31日まで延長へ

南紀白浜空港のIoTおもてなし実証、2020年3月31日まで延長へ

ニュース画像 1枚目:スマートフォン向けアプリ「南紀白浜IoTおもてなしマップ」のイメージ
© 南紀白浜エアポート
スマートフォン向けアプリ「南紀白浜IoTおもてなしマップ」のイメージ

南紀白浜エアポートとNECは、2020年2月29日(土)まで予定していた「IoTおもてなしサービス実証」を3月31日(火)まで延長すると発表しました。

「IoTおもてなしサービス実証」は、NECが提供している生体認証「Bio-IDiom」の中核技術を活用したサービスです。南紀白浜空港到着後、顔情報やクレジットカード情報などを登録すると、ホテルや商業施設、テーマパークなどのカメラで顔情報を検出し、ホテルの客室の解錠やテーマパークでのファスト入園、商業施設での買い物や飲食店利用時に、財布やスマートフォンを出すことなく、キャッシュレスで決済可能です。

実証参加施設は12カ所まで拡大しており、新たにスマートフォン向けアプリ「南紀白浜IoTおもてなしマップ」を提供します。アプリでは、顔情報の登録以外に、観光情報やイベント情報、バスの時刻表の検索などのサービスが利用できます。

この実証は、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期」で新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の採択を受け、3月13日(金)まで実施しているものです。今回の延長で、実証での実績やノウハウなどの研究成果を受け、南紀白浜エリアで生体認証データの更なる安全・安心な活用や社会実装をめざします。

なお、実証の延長により、プライバシーポリシーの改訂に再同意した方のみ、延長後のサービスが利用できるようになっています。再同意のない方は、2月29日(土)以降、情報が削除されます。

期日: 2020/03/31まで
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