海上自衛隊と海上保安庁は2020年3月5日(木)、若狭湾の海空域で不審船対処の共同訓練を実施します。この訓練は、「不審船に係る共同対処マニュアル」に基づき1999年から定期的に実施しており、今回は17回目となります。
訓練は、海自と海保の船舶、航空機を使用し、情報共有訓練、共同追跡と監視訓練、原子力発電所に向かう不審船への対処訓練、発着艦訓練や給油訓練を行います。
参加機と艦艇は、海上自衛隊第2ミサイル艇隊「うみたか(PG-828)」とSH-60Kヘリコプター1機、海上保安庁は巡視船「きそ(PL-53)」、「えちぜん(PM-25)」を使用します。
この訓練を通じ、海上自衛隊の戦術技量の向上と海保との共同対処能力の強化をめざします。なお、訓練の予備日は3月6日(金)に設定されています。