イギリス海軍は、この10年で最大規模のノルウェー主導の北極圏での演習「コールド・レスポンス20」に参加するため、オランダとタスクグループを組みノルウェー南部のスタヴァンゲルに集結しました。演習には10カ国から、約15,000人の要員が参加しました。
両用戦タスクグループの揚陸艦「アルビオン(L14)」と、オランダ海軍の揚陸艦「ヨハン・デ・ウィット(L801)」を中心に、海兵隊と連合軍がヘリコプターなどの支援を受けてノルウェーの海岸に上陸しました。
演習には両用戦タスクグループのほか、調査船「エコー(H87)」、23型フリゲート「サザ-ランド(F81)」や、第845海軍飛行隊マーリン HC.3もヨービルトン海軍航空基地から参加しました。海兵隊は1月から北極圏でのスキルを磨くため、1,000人以上をノルウェーに滞在しています。
なお、この演習「コールド・レスポンス20」は、新型コロナウイルスの影響のため演習の途中で中止が発表されました。