成田空港ラウンジ、葛飾北斎の作品展示 最先端ICT技術でデジタル化

成田空港ラウンジ、葛飾北斎の作品展示 最先端ICT技術でデジタル化

ニュース画像 1枚目:最先端ICT技術で再現された葛飾北斎の作品展示
© 成田国際空港
最先端ICT技術で再現された葛飾北斎の作品展示

成田国際空港(NAA)は2020年3月27日(金)から9月7日(月)まで、成田空港ビジネス、NTT東日本と共同で、和紙の繊維の質感まで再現できる超高品位質感情報記録処理(DTIP)技術によってデジタル化した、葛飾北斎やフランス国立オルセー美術館所蔵作品のリマスターアート展示を実施します。

今回展示する葛飾北斎の「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」「富嶽三十六景凱風快晴」「富士越龍」は、傷みやすいなどの理由により通常は公開が大きく制限されていますが、DTIP技術をもとにデジタル化を通じ、原画の持つ質感、色合い、筆さばきを限りなく忠実に再現し、遠隔地にある配信サーバーから伝送して高精細な4K/8Kディスプレイで鑑賞できます。

場所は、第1ターミナル第1サテライト4階出国手続き後エリアの航空会社共用ラウンジ「NARITA PREMIER LOUNGE」で、利用契約を締結した航空会社の指定する利用条件を満たす搭乗者のみが鑑賞できます。

展示する作品は、山梨県立博物館所蔵の葛飾北斎の作品に加え、フランス国立オルセー美術館所蔵のフィンセント・ファン・ゴッホ「ローヌ川の星月夜」などで、世界で唯一、絵画のマスターレプリカの公式認定を受けているアルステクネ・イノベーション、アルステクネとの協力によるものです。

期日: 2020/03/27 〜 2020/09/07
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