統合幕僚監部は2020年3月25日(水)、中国機が東シナ海と日本海を飛行したことを受け、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対応したと公表しました。確認された機体は、中国人民解放軍海軍のY-9情報収集機、1機です。
Y-9は、アントノフAn-12をライセンス生産したY-8を、中国が独自に改良したターボプロップ4発の輸送機で、飛来したのは電波情報を収集する機種とみられます。Y-9は日本海から対馬海峡を通過し、東シナ海を飛行しています。
公開された画像によると、Y-9情報収集機は「21」と機首に記されています。機体には情報収集を目的としたアンテナなどを備えています。