韓国の烏山空軍基地で2020年4月22日(水)、第25戦闘飛行隊のA-10CサンダーボルトⅡが離陸準備する様子を公開し、世界が新型コロナウィルス(COVID-19)パンデミックの中でも、韓国防衛のため作戦能力を維持しているとアピールしています。
第25戦闘飛行隊は、1941年にカリフォルニアでP-40ウォーホークを配備し、誕生しました。第2次世界大戦中は、インドで対日戦に参戦し、終結後は沖縄でP-47サンダーボルトとP-80シューティングスターを配備しました。朝鮮戦争では、F-86セイバーでMiG-15を撃墜、ベトナム戦争ではF-4ファントムⅡで参戦しました。現在の烏山空軍基地には1982年、A-10Aを配備して以来、継続して韓国の防衛にあたっています。