オリエンタルエアブリッジ(ORC)は、2019年11月に乗務前のアルコール検査で運航乗務員から規定値を超えるアルコール濃度が検知された件に関して、2020年5月29日(金)に国土交通省大阪航空局に再発防止策を報告しました。ORCは5月1日(金)に、航空局から飲酒に関する教育の不備と不十分な安全管理体制に対する厳重注意文書で指導を受けていました。
再発防止策として、運航乗務員に対するアルコールに関する教育内容とプログラムの見直し、意識改革、飲酒に関する知識強化と知識の普及、適確な自己管理体制の構築、出勤前の自主検査の徹底を挙げています。
また、安全管理体制を強化し、飲酒傾向を正確に把握するためのアンケートやヒアリングの改善、カウンセリング体制の改善、アルコール対策員会での監視強化・問題点把握と対策立案・実践、社長を委員長とする安全推進委員会での確認などに取り組み、飲酒不適切行為に対する万全な対策を実施し、信頼回復に努める方針です。