アメリカ空軍のC-17AグローブマスターⅢとKC-135Rストラトタンカーが2020年5月19日(火)、ユタ州北部とワイオミング州南西部に掛けて訓練で空中給油を実施ました。C-17Aは第62空輸航空団、KC-135Rは州兵航空隊第151空中給油航空団の所属機です。
C-17Aは新型コロナウィルス(COVID-19)感染との戦いで、医療物資や患者の輸送で欠かせない存在になっています。
C-17は、1980年10月にC-141スターリフターの後継として開発計画がスタート、1981年8月28日(金)にマクドネル・ダグラスの案が選定されました。1991年9月15日(日)に初飛行、1994年に実動部隊向けの機体が引き渡されました。アメリカ空軍向けを主に、欧州や中東、インド、オーストラリアなどで採用され2014年10月に製造が終了し、279機が生産されました。