ブルーインパルス、都心以外も飛行へ 全国から要望

ブルーインパルス、都心以外も飛行へ 全国から要望

ニュース画像 1枚目:ブルーインパルス
© U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Joshua Pinkney
ブルーインパルス

ブルーインパルスが国内各地を展示飛行する可能性が高くなってきました。河野防衛相が各都道府県から要望を受けていることを明かし、47都道府県を回ることはできないものの、医療従事者への感謝の意を表すため各地を巡りたいとの意向を示しています。

ブルーインパルスは、6月から編成数が4機になり、2021年のオリンピック開催にあたり再び編成を戻す方針ですが、全国を巡る機数は4機体制となりそうです。

この前日には、河野防衛相の議員公式サイトで都心を飛行させたことを含め、優先すべき事項があるのではとの批判も踏まえ、ブルーインパルスの飛行について説明しています。燃料費、スモーク、随伴機、整備員の輸送コストを含め約360万円でできるとし、自身が航空幕僚監部に海外での事例を意識しながら、実施を指示したと明らかにしています。

なお、ブルーインパルスは東京都心を飛行した日は、本拠の松島基地で訓練飛行の予定があり、年間の訓練日程の枠内に収まっているものと見られます。特に2020年は、各地で航空祭が中止となっており、その移動費等を含め予算も使用されていないものがあると見られます。

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