ジョリーグリーンⅡとアパッチが合同テスト

アメリカ空軍第413飛行試験飛行隊は、新型戦闘捜索救難ヘリコプターHH-60WジョリーグリーンⅡと、アメリカ陸軍の攻撃ヘリコプターAH-64アパッチ・ロングボウと2020年5月19日(火)、エグリン空軍基地で合同テストを実施しました。

AH-64はレッドストーン陸軍テストセンターから派遣されました。AH-64によりHH-60Wの機能を、通常は不可能な方法でテストを行う機会となりました。これにより共同作戦で戦闘捜索と救難任務に対応できるようになります。HH-60Wは2020年、防御システムのテストや環境試験を行い完了しました。

アメリカ空軍は、現用のHH-60Gの代替としてHH-60Wを113機、導入予定です。HH-60Gと比べ2倍の燃料を搭載、航続距離が延長され、メインローターの複合材化、キャビンの構造強化、高温の場所でも安定した出力のエンジンを搭載、各種の警報装置を充実し、より厳しい環境でも戦闘救難任務に対処できるヘリコプターです。