全日空(ANA)の737-500、通称「スーパードルフィン」が2020年6月14日(日)、ラストフライトを迎えました。機材は機体記号(レジ)「JA306K」です。
ラストフライトは、福岡発13時15分、羽田着14時55分着のANA254便となりました。「JA306K」は、定刻にプッシュバック、沢山のスタッフ、ファンに見送られながら、E2からランウェイ16に進入、小雨の降る福岡を力強く離陸していきました。離陸後は、管制官からスーパードルフィンへねぎらいの言葉もありました。羽田空港には15時3分に到着しています。
「スーパードルフィン」は、1995年7月に就航、愛称の「スーパードルフィン」は就航当時の運航会社、エアーニッポンが社内公募し、応募された1,408点の中から、機体の形状がイルカにそっくりなこと、小回りが利き高速感があること、元気で親しみやすい名前であることからこの愛称が選ばれ、エンジンカウルにその姿が描かれ、親しまれてきました。