アメリカン、21年夏までの長距離国際線スケジュールを調整 一部撤退も

アメリカン、21年夏までの長距離国際線スケジュールを調整 一部撤退も

ニュース画像 1枚目:アメリカン航空 イメージ
© アメリカン航空
アメリカン航空 イメージ

アメリカン航空は新型コロナウイルス(COVID-19)による需要の低下に対応するため、2020年冬から2021年夏までの長距離国際線スケジュールを調整します。

アメリカン航空の予測では、2021年夏の輸送量は2019年比で25%減となる見込みで、以前人気のあったレジャーデスティネーション路線でも、長期席な採算性の向上を目的に、一部路線廃止を計画しています。これにはシャーロット発着のバルセロナ、ローマ線、フィラデルフィア発着のベルリン、ブダペスト線などの大西洋路線や、ロサンゼルス発着の香港、北京、ブエノスアイレス線など、計19路線が含まれます。

なお、アメリカン航空は国際線の再構築において、太平洋横断路線ではダラス・フォートワース、カリブ海とラテンアメリカ路線ではマイアミを主要ハブとするほか、政府の規制が廃止され次第、フィラデルフィアは再びヨーロッパ路線のハブとして機能させます。

また、共同事業の提携航空会社のハブである、シアトル、ロンドン・ヒースローに焦点を置き、すでに発表されている通り、2021年にシアトル発着のロンドン・ヒースロー、ベンガルール線の開設も予定しています。

このほか、現在運休している一部路線の再開時期を発表しており、8月にはマイアミ発着のサンパウロ、サンティアゴ線を再開、また2020年冬、2021年に再開する路線の追加一覧も公開しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く