アメリカン航空、第2四半期 2,200億円赤字

アメリカン航空、第2四半期 2,200億円赤字

ニュース画像 1枚目:アメリカン航空 イメージ
© アメリカン航空
アメリカン航空 イメージ

アメリカン航空グループは2020年第2四半期(4月〜6月)決算で、純損失21億ドル(約2,200億円)の赤字を計上しました。

新型コロナウイルスの影響により、渡航制限が実施されたことから、搭乗者数は前年同期比84.9%減の837万人、営業収入は86.4%減の16億ドル、最終損益は前年6.6億ドルの黒字に対し、21億ドルの赤字となりました。

旅客需要は4月を底に改善していますが、7月に感染が再拡大したことにより再び需要が減少しています。現在のところ第3四半期の輸送量は前年同期比で約60%減と見込んでいます。

なお、アメリカン航空では損失を緩和する対策を講じています。主な対策として、普通株式、転換社債、担保付き社債発行による流動性の確保、早期離職や自主休暇による人件費削減、E190、757、767、A330-300の機齢の古い機材退役や機種削減によるコスト削減などが含まれます。

この記事に関連するニュース
メニューを開く