デルタA350・A330neo新造機、成田飛来へ 使用前整備

デルタA350・A330neo新造機、成田飛来へ 使用前整備

ニュース画像 1枚目:デルタ航空 イメージ
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デルタ航空は2020年9月中旬から12月にかけ、成田空港整備地区のテクニカル・オペレーション・センターで、納入直後のA350-900とA330-900neoの使用前整備を実施します。整備は、デルタ・テックオプスが担当します。フランス・トゥールーズで引き渡しされたA350-900の2機、A330-900neoの3機、計5機が成田空港へ飛来します。

航空機の納入日は直前の変更があるものの、9月9日(水)現在の成田着予定は、A350の2機は9月17日(木)、A330は9月23日(水)と9月26日(土)、そして12月4日(金)です。トゥールーズから成田へ納入機の飛来は、過去にも実績があり、使用前整備が実施されています。今回は、年内に早期退役するボーイング777の後継機として整備を進めます。

成田空港に所在するデルタ・テックオプス(Delta TechOps)は年末にかけて、Wi-Fiシステムのインストールを含め、受領した機材の整備を手がけます。整備完了後は、現在も777で運航するロサンゼルス/シドニー線の機材を更新するほか、すでにA350やA330を使用する日本路線にも新機材が使用される予定です。

成田テクニカル・オペレーションセンターは、成田空港内のA滑走路34Lエンド近くにある格納庫施設で、2014年12月にオープンしました。成田のテックオプスは、デルタ航空の機材整備だけでなく、他社の機材のメンテナンス、リペア、オーバーホール(MRO)サービスを手がけています。

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