豪空軍P-8A、9月下旬から嘉手納展開 北朝鮮瀬取り監視

豪空軍P-8A、9月下旬から嘉手納展開 北朝鮮瀬取り監視

ニュース画像 1枚目:P-8Aポセイドン、ハープーン・ミサイル搭載
© Department of Defence, Australia
P-8Aポセイドン、ハープーン・ミサイル搭載

オーストラリア空軍は、2020年9月下旬から10月下旬にかけ、在日アメリカ軍嘉手納飛行場にP-8Aポセイドンを派遣します。外務省・防衛省が発表しました。国連軍地位協定に基づき、北朝鮮船舶の違法な海上活動の警戒監視を担います。

オーストラリアが北朝鮮船舶の監視活動のためP-8Aを派遣するのは、2020年2月中旬に続くものです。嘉手納を拠点としたこの活動は、2018年以降7度目となります。

国連安保理決議では、北朝鮮の船舶が関連する海上での積み替え、いわゆる「瀬取り」は禁止事項になっています。日本政府は、北朝鮮の大量破壊兵器やあらゆる射程の弾道ミサイル廃棄をめざし、国際社会が団結した一連の取り組みを歓迎しています。

日本側の対応としては、海上保安庁、海上自衛隊が安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集を実施し、関係国と緊密に協力・連携しています。

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