ブリティッシュ・エアウェイズ、747退役完了

ブリティッシュ・エアウェイズ、747退役完了

ニュース画像 1枚目:ブリティッシュ・エアウェイズ 747、最後の2機 Facebookライブ配信
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ブリティッシュ・エアウェイズ 747、最後の2機 Facebookライブ配信

ブリティッシュ・エアウェイズは2020年10月8日(木)、747-400の退役を完了しました。雨模様のロンドンを2機が相次いで離陸し、旧塗装の「G-CIVB」がBA400便としてコッツウォルド空港、現行塗装の「G-CIVY」がBA747便としてセント・アサン基地に向かいました。いずれもイギリス国内で解体されるとみられます。

この最後のヒースロー空港からの離陸をブリティッシュ・エアウェイズはFacebookページでライブ配信しました。運航乗務員、客室乗務員、エンジニアリング・チームと、多くのブリティッシュ・エアウェイズに在籍したスタッフがこの2機を見送りました。離陸した機体もヒースロー空港の上空を低空飛行し、見送りをするスタッフと名残惜しげに最後の別れを告げました。

ブリティッシュ・エアウェイズは7月17日(金)、747-400の即時退役を発表しました。当初は787、A350などの機材導入にあわせ段階的に退役させる方針でした。しかし、新型コロナウイルスの影響から、旅客需要は2023年から2024年ごろまで完全回復しないとの見通しを受け、計画を前倒して全ての退役を決めました。機体のフェリーは8月中旬に開始し、今回の2機で作業が終了します。

ブリティッシュ・エアウェイズは747シリーズを50年近くに渡り、世界各地に運航していました。

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