成田空港、20年度上期 旅客数は94%減 国内線は徐々に改善

成田空港、20年度上期 旅客数は94%減 国内線は徐々に改善

ニュース画像 1枚目:成田国際空港
© 成田国際空港
成田国際空港

成田国際空港(NAA)は、2020年度上期(4月~9月)の運用状況を発表しました。新型コロナウイルスによる旅客需要の減少の影響を受け、前年同期と比較し、国内・国際をあわせた航空旅客数は94%減、発着回数は64%減でした。

旅客便の発着回数、旅客数は前年同期と比較し、大幅に減少しているものの、年度当初に比べ改善しています。国際線と国内線を合わせた旅客数は、4月が141,021人、緊急事態宣言中の5月が89,640人、緊急事態宣言が解除された後の6月が142,259人、県外をまたぐ移動自粛が解除された7月には291,667人、夏休みの8月には380,284人に増加しました。9月はピーク期の8月より少ないものの、313,603人と、7月より増加しています。このうち、国際旅客数は、出入国制限などの影響で、4月から9月まで前年同月比で98%減または97%減が続いています。

なお、国際線貨物量は、貨物臨時便が多く運航され、9月の単月実績は前年76%増の3,689回で過去最高値を記録しています。これを含め、上期の発着回数は前年同期比59%増の19,510回で、年度上期として過去最高を記録しました。

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