海自P-3C、11月のソマリア沖活動 飛行回数19回・特異案件なし

海自P-3C、11月のソマリア沖活動 飛行回数19回・特異案件なし

ニュース画像 1枚目:船舶を確認中のP-3C搭乗員
© 統合幕僚監部
船舶を確認中のP-3C搭乗員

防衛省統合幕僚監部は、2020年11月にアデン湾へ派遣した海上自衛隊P-3Cの飛行内容を発表しました。このP-3Cは、ソマリア沖アデン湾での海賊対処行動に加え、アラビア海北部の西側公海で日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集も担っています。

海賊対処を目的としたソマリア沖での飛行回数は19回、飛行時間は約110時間、確認した商船数は約1,860隻でした。累計の飛行回数は2,633回、総飛行時間1万9,490時間、確認した商船数は約22万869隻にのぼります。護衛艦、諸外国の艦艇などと民間商船への情報提供は59回、累計は約15,114回で、11月に特別な対処を実施した事例はありません。

中東地域で日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動では、アデン湾とアラビア海北部の西側の公海を飛行し、2,119隻を確認しています。累計の船舶数は19,917隻となっています。なお、水上部隊の「むらさめ」はオマーン湾とアラビア海北部の公海を航行し、確認した船舶数は3,298隻、累計では29,874隻です。

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