成田空港は次世代双方向型デジタルサイネージ「infotouch(インフォタッチ)」にティファナ・ドットコムの人工知能(AI)接客システム「AIさくらさん」を試験導入しています。導入されたのは第3ターミナル2階に設置されたインフォタッチで、音声ボタンを押して話しかけたり、スクリーンをタッチすることで、空港の施設案内や、フライト情報、交通アクセスなどリアルタイムな情報を確認できます。
対応言語は、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で、試験導入期間は2021年1月31日(日)までの約1カ月半の予定です。稼働時間は5時から25時ですが、状況により時間短縮される場合もあります。
試験導入を通じて、成田空港は利用者の利便性向上を図るほか、ティファナ・ドットコムは実用に即したAI開発につなげる方針です。
なお、成田空港では2019年に、全ターミナルの入り口付近や乗り継ぎ検査場などでインフォタッチを導入しています。