ピーチでのマスク・トラブル、拒否の男性が威力業務妨害容疑で逮捕

ピーチでのマスク・トラブル、拒否の男性が威力業務妨害容疑で逮捕

ニュース画像 1枚目:Peach A320
© AIRBUS
Peach A320

ピーチの釧路発関空着APJ126便が2020年9月7日(月)、新潟空港へ臨時着陸した件で、大阪府警が男性を威力業務妨害などの容疑で逮捕しました。共同通信などが2021年1月19日(火)、伝えました。この事案は、マスクを着用していない男性の周囲の乗客からのクレームを受け、出発前からピーチのスタッフや客室乗務員が対応。周囲の乗客が移動したことで出発、離陸しました。

当該の男性は、飛行中も客室乗務員の業務を阻害したと機長が判断し、航空法第73条の3で規定するいわゆる「安全阻害行為等」を理由に新潟空港へ臨時着陸しました。この男性の降機にあたり、空港に所在する新潟県警も出動しました。

この事案以降もマスク着用をめぐるトラブルが発生し、国内の航空各社が加盟する定期航空協会は、改めてガイドラインを広く周知し、子どもや病気を理由とする場合を除き旅客にマスク着用を要請しています。マスクがない旅客には無料で配れるように機内に搭載するなど、各社が対策を講じています。

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