すずなみ、パキスタン海軍AMAN21に参加

すずなみ、パキスタン海軍AMAN21に参加

ニュース画像 1枚目:大湊出港時のすずなみ
© 海上自衛隊
大湊出港時のすずなみ

海上自衛隊は2021年2月11日(木)から2月16日(火)にかけて、パキスタン海軍が主催する多国間共同訓練「AMAN(アマン)21」に参加しました。アラビア海の北部で実施され、海上自衛隊からは期間中、2名の人員が派遣され、護衛艦「すずなみ(DD-114)」は2月15日(月)と2月16日(火)に参加しました。

この訓練は2007年から2年に1度開催されており、2021年度はアメリカ、イギリス、中国、ロシア、トルコ、アラブ諸国やアフリカ諸国など45カ国が参加しました。「AMAN21」は、海賊対策、テロ対策、海上砲撃、捜索救助任務など、船舶と航空機を活用した演習と国際観艦式が実施されています。「AMAN」には「共に平和のために」という意味がこめられています。

「すずなみ」は、新型コロナウイルス感染症への必要な対策を実施して参加しました。主な訓練項目は、捜索救難、戦術運動、国際観艦式での航行で、戦術技量の向上と参加国の各海軍と相互理解の増進や信頼関係の強化に務めました。

「すずなみ」は現在、SH-60を搭載し、情報収集活動の水上部隊として中東地域に派遣されています。定係港の大湊を2020年12月20日(日)に出港し、新型コロナウイルス対策として日本近海での14日間の訓練を経て、2021年1月20日に3次隊の「むらさめ(DD-101)」から任務を引き継いでいます。

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