アメリカ海軍のP-8Aポセイドン、RIMPAC 2012にデビュー

アメリカ海軍のP-8Aポセイドン、RIMPAC 2012にデビュー

アメリカ海軍は2012年7月29日、P-3Cオライオンに代わる新型哨戒機のボーイングP-8Aポセイドン2機が、RIMPAC(環太平洋合同演習)2012に初参加したと発表しました。運用はハワイのカネオヘベイ海兵航空基地から、第1試験評価飛行隊(VX-1)の飛行士により行われました。

RIMPACに参加したP-8Aポセイドン

P-8Aはボーイング737-800ERXをベースに、長距離対潜・対艦戦闘、情報収集、哨戒、偵察用に改設計された機体です。レイセオンの多機能サーチレーダーと、魚雷やソノブイを搭載する爆弾倉を備え、航続距離延長のため燃料タンクを6つ増設していますす。翼端には737NGシリーズのブレンデッド・ウイングレットではなく、787や777-300ERのようなレイクド・ウイングチップとなっているところが特徴です。

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