ブルーインパルス、5月23日に山形市「東北絆まつり」で展示飛行

ブルーインパルス、5月23日に山形市「東北絆まつり」で展示飛行

ニュース画像 1枚目:2014年、山形市での東北六魂祭に展示飛行したブルーインパルス (いづみさん撮影)
© FlyTeam いづみさん
2014年、山形市での東北六魂祭に展示飛行したブルーインパルス (いづみさん撮影)

航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」は2021年5月23日(日)、山形市で開催される「東北絆まつり2021山形」の上空を飛行します。ブルーインパルスは2014年5月24日(土)に開催された「東北六魂祭2014」以来、ちょうど7年ぶりに山形市で展示飛行を披露します。

「東北絆まつり」は山形市で5月22日(土)と5月23日(日)に開催予定で、4月30日(金)には東北6県の代表的な「まつり」によるパレード中止が発表されたばかりです。当日はパレード、ブースの出店など大勢の人が集まるイベントを避け、山形市役所付近を会場に東北6祭りの山車や楽器、衣装などを集めたまつり展示に規模を縮小します。

ブルーインパルスは、震災復興、コロナ収束への願い、医療従事者への感謝の気持ちを込めた展示飛行を実施します。イベント規模の縮小と同時に展示飛行が発表されており、コロナ禍で山形市の感染者数が拡大しない限り、展示飛行は実施されそうです。ブルーインパルスの展示飛行の2021年度計画は、山形市上空が3回目ですが、富山で実施、埼玉では中止されています。

「ブルーインパルス」は、2011年の東日本大震災以降、特に本拠地のある松島だけでなく東北地方にエールを送り続けました。震災から本拠地で活動できなかったものの、2013年3月に松島基地へ帰還して以降、復興のシンボルとして東北での活動を続け、2013年は福島市、2014年は山形市、2016年の秋田市で開催された「東北六魂祭」にあわせ、東北各地でブルーインパルスは展示飛行を披露してきました。

今回は「東北六魂祭」から名称を「東北絆まつり」に変え東北を盛り上げるイベントに、松島基地を拠点とするブルーインパルスが再び参加し、東北からコロナ収束への願いを発信します。なお、展示飛行当日は、ちょうど7年前の展示飛行と同じく松島基地から離陸し、山形市上空に向かうと見られます。

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