ANA 767で使用された操縦桿、販売スタート 機長用が人気

ANA 767で使用された操縦桿、販売スタート 機長用が人気

ニュース画像 1枚目:767-300型機「JA8357」として使用された操縦桿
© 全日空商事
767-300型機「JA8357」として使用された操縦桿

数量限定の「ANAコレクターズグッズ」の第2弾、ボーイング767-300型機の操縦桿の抽選販売の申し込みが2021年5月11日(火)にスタートしました。全日空商事によると、すでに用意された4台分の申し込みは集まり、傾向としては75万円の副操縦士用より、80万円の機長用の操縦桿の人気が高い模様です。

販売される操縦桿は機体記号(レジ)「JA8357」、「JA8360」で実際に使用されていた機長用、副操縦士用の計4台です。「JA8357」は1999年にはポケモンジェット、その後すぐに2001年2月からユニバーサル・スタジオ・ジャパンの特別塗装機として活躍。2012年11月から2013年9月までは、2020オリンピック・パラリンピック東京招致に向け「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」のキャッチフレーズを描いて飛行していました。「JA8360」は25年間にわたり活躍した機体で、一貫してANAで運航され、その国内・国際線の拡張を見てきた機体です。

全日空商事によると、第1弾「スラストレバー」は5月11日(火)に受付終了、第2弾開始と同時に、さっそく両方ともに応募した方も複数いるとのこと。「スラストレバー」の4アイテムある中、もっとも人気を集めたものの倍率は10倍超。100万円を超える高額なパーツでも機体記号による特別な思い、レジ・製造者シリアル番号・総飛行回数・総飛行時間入りのメモリアルプレート付きの特別仕様は、インテリア、コレクション、唯一の宝物として所有する喜びがあるのかもしれません。

全日空商事の担当者はSNSでの反応もチェックしており、想定していた以上の反響を得たこと、「こんな商品もほしい」などの意見を参考に、今後の企画・販売にも活かしたいとのことです。

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