横田基地、一時展開のグローバルホーク到着

横田基地、一時展開のグローバルホーク到着

ニュース画像 1枚目:横田基地に飛来したグローバルホーク
© U.S. Air Force photo by Yasuo Osakabe
横田基地に飛来したグローバルホーク

アメリカ空軍横田基地に2021年5月22日(土)、RQ-4グローバルホークが到着しました。横田基地にグローバルホークが展開するのは、2017年、2019年、2020年に続き4回目です。通常はグアム・アンダーセン空軍基地に配備されていますが、夏季に入り、台風など悪天候の影響を回避し、安定的な運用を確保するために必要不可欠な措置として、2014年に三沢基地で移転運用が実施されて以来、この時期に三沢、または横田に展開しています。

北関東防衛局は東京都など地元自治体に対して、グローバルホークの一時展開に加え、5月26日(水)に第319運用群、分遣隊、第4偵察中隊の空軍兵も横田基地に到着したと通知しています。

グローバルホークは、高高度を飛行し、高い耐久性を持ち、遠隔操縦できる非武装の空中偵察システムです。機体にはセンサー、カメラが搭載されており、広範囲を昼・夜ともに高解像度、全天候型の画像を撮影します。平時、有事、危機管理活動と幅広く情報収集・監視・偵察活動を実施する航空機です。

2021年は、横田基地でアメリカ空軍によるRQ-4グローバルホークに加え、三沢基地にはアメリカ海軍MQ-4Cトライトンが展開。三沢と横田へアメリカ軍の無人機が初めて同時展開します。

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