イギリス空軍、クイーン・エリザベス搭載機で演習 ボイジャーも支援

イギリス空軍、クイーン・エリザベス搭載機で演習 ボイジャーも支援

ニュース画像 1枚目:ボイジャーから給油を受けるダムバスターズのF-35B
© Royal Air Force
ボイジャーから給油を受けるダムバスターズのF-35B

イギリス空軍(RAF)第617飛行隊「ダムバスターズ」のF-35BライトニングIIは、フランス南西部沿岸で演習「アトランティック・トライデント(Atlantic Trident)」に参加しました。ダムバスターズは、イギリス海軍のクイーン・エリザベス級空母「クイーン・エリザベス(R08)」に搭載されている飛行隊で、エリザベス女王の見送りを受け2021年5月22日(土)、ポーツマスを出港していました。

ダムバスターズが7カ月に渡る長期の海外展開でイギリスを出航して以来、初めての大規模な演習への参加です。ダムバスターズの8機は、フランス南西部でフランス空軍、アメリカ空軍と模擬戦闘訓練を実施しました。

演習には、RAFの第101飛行隊のボイジャー給油機が参加し、RAFのF-35Bだけでなく、アメリカ海兵隊のF-35B、フランスのラファール、RAFコニングスビー基地から参加したFタイフーンにも燃料を補給しました。

クイーン・エリザベス空母打撃群(CSG)の航海で初の国際演習は、その運用能力を向上させる大きな機会で、各国の連携が確認されました。さらにRAFは今後、ボイジャーは空母が世界を移動する際、空母に搭載する戦闘機を支援し、活動の場を広げることにつながると指摘しています。

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