イタリア空軍フレッチェ・トリコローリ、60周年シーズン開幕 特別塗装で

イタリア空軍フレッチェ・トリコローリ、60周年シーズン開幕 特別塗装で

ニュース画像 1枚目:フレッチェ・トリコローリ、ヴェニス・ボートショーでの展示飛行
© Aeronautica Militare
フレッチェ・トリコローリ、ヴェニス・ボートショーでの展示飛行

イタリア空軍リボルト基地に拠点を置くアクロバット部隊、フレッチェ・トリコローリは2021年5月27日(木)、創設60周年のシーズンを開幕しました。当日朝に最後の訓練飛行を実施し、5月29日(土)にヴェニス・ボートショーで展示飛行を披露しました。

60周年を記念し、演技を披露する10機のうち、1番機から5番機までの5機の尾翼には特別塗装が施されています。1番機から順に「Cavallino Rampante(プランシングホース:跳ね馬)」「Getti Tonanti(サンダージェッツ)」「Diavoli Rossi(赤い悪魔)」「Tigri Bianche(ホワイトタイガー)」「Lanceri Neri(ブラックランサーズ)」です。いずれもイタリア空軍のかつての航空隊で、曲芸飛行を披露してきた部隊愛称で、その歴史を振り返るものとなっています。

使用する機材は、更新が伝えられているものの、2021年も1982年から使用するアエルマッキMB-339PANに変わりありません。コロナ禍の中でもイタリアの風光明媚な街中を青空の下飛行するフレッチェ・トリコローリの勇壮な10機編隊飛行は、オンラインでも楽しめそうです。


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