空自、F-15戦闘機などレッドフラッグ・アラスカに派遣

空自、F-15戦闘機などレッドフラッグ・アラスカに派遣

ニュース画像 1枚目:空自、F-15J
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Duncan C. Bevan
空自、F-15J

航空自衛隊は2021年6月1日(火)から7月3日(土)まで、アメリカ空軍主催の演習「レッドフラッグ・アラスカ」に参加します。演習「レッドフラッグ・アラスカ21-2」は6月10日(木)から6月25日(金)の期間に実施されます。空自からは、那覇基地の第9航空団、浜松基地の警戒航空団が参加します。

派遣規模は、人員がおよそ170名、航空機はF-15J/DJ戦闘機が6機、E-767早期警戒管制機が1機です。防空戦闘、戦術攻撃、対戦闘機戦闘、空中給油などの訓練を実施する予定です。F-15J/DJはアラスカへ移動する際、アメリカ空軍の空中給油機から支援を受ける予定です。

この演習では、アラスカ州アイルソン空軍基地とエルメンドルフ・リチャードソン統合基地を拠点に、アラスカ州に設定されている射撃可能な空域を飛行し、戦術技量や日米共同対処能力の向上に取り組みます。

アメリカ空軍は2021年5月、「レッドフラッグ・アラスカ21-2」の演習について20以上の部隊から約1,500人の隊員、100機以上の航空機が参加すると発表しています。アメリカ空軍だけでなく、航空自衛隊、韓国空軍も参加する予定です。また、在韓アメリカ空軍の第25戦闘飛行隊はA-10サンダーボルトIIがアラスカへ向け移動したと伝えられています。

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