A-10サンダーボルトII、三沢基地にも飛来

A-10サンダーボルトII、三沢基地にも飛来

ニュース画像 1枚目:増槽タンクを取り付けて三沢に着陸するA-10サンダーボルトII
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Joao Marcus Costa
増槽タンクを取り付けて三沢に着陸するA-10サンダーボルトII

アメリカ空軍のA-10サンダーボルトII攻撃機が2021年5月26日(水)、三沢基地に給油のため、3機飛来しました。三沢基地が公開した画像によると、飛来機は「78-0716」「80-0153」「82-0651」の3機とみられます。いずれの機体も5月21日(金)以降、横田基地でも確認されています。

烏山基地の第25戦闘飛行隊所属のA-10サンダーボルトIIが5月21日(金)に横田基地に飛来し、最大で計14機が滞在していた模様です。いずれもアラスカで開催される演習「レッドフラッグ・アラスカ21-2」に伴う移動目的と見られます。

A-10サンダーボルトⅡは、無誘導爆弾、電子光学誘導ミサイル、赤外線誘導ミサイル、レーザー誘導爆弾、JDAM、クラスター爆弾、ロケット弾、30ミリガトリング砲などあらゆる対地攻撃が出来る攻撃機。防御も強力で、コクピットはチタン装甲で護られ、自衛用にはAIM-9サイドワインダーも搭載できます。

アメリカ空軍は2011年から開始したA-10サンダーボルトⅡの173機について主翼交換し、約10,000飛行時間の運用寿命を延長。これにより、2030年代まで運用される予定です。

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