9月3日は「ドラえもんの誕生日」、ということで過去に日本航空(JAL)から誕生した「ドラえもんジェット」に注目します。これまでにドラえもんの特別塗装機は、2010年から2017年まで5機登場。特に、中国ではドラえもんの人気が高く、日本国内線だけではなく、中国線にも就航していました。2010年から登場した「ドラえもんジェット」を一気にご紹介します。
■ドラえもんジェット 2010:2010年2月〜2010年5月
映画「ドラえもん」の30周年を記念し、2010年2月から5月までの約3カ月間運航した「ドラえもんジェット」。デザインは、2010年3月6日から公開された「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」のロゴのほか、登場人物のドラえもん、のび太、ドラミ、人魚族のハリ坊が描かれています。
■ドラえもんジェット 2012:2012年12月〜2013年3月
2013年3月に公開された「映画ドラえもんのび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」とのタイアップ企画で、公開前の2012年12月から2013年3月の約4カ月間運航。機体には、ドラえもん、のび太くん、ドラミちゃんと、たくさんのひみつ道具が映画に登場する内容にあわせ描かれています。
■JAL ドラえもんJET:2016年9月〜2017年7月
世界にも知られるドラえもんですが、特に中国で高い知名度を誇ります。このため、日本/中国路線の利用促進として、中国線で「JAL ドラえもんJET 」が使用されました。デザインは、タケコプターで飛んでいるイメージのドラえもんと、新たな観光名所となっていた東京スカイツリーなど東京の街並みが描かれました。機体後方の乗降扉は「どこでもドア」に見立て、ピンク色に塗装されていることもポイントです。
■JAL ドラえもんジェット 2016:2016年12月〜2017年5月
2017年3月に公開された「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」とのタイアップ塗装機として、2016年12月に就航した「ドラえもんジェット 2016」。映画で活躍するマントをまとった姿で描かれているドラえもんと、機体後方の乗降扉を「どこでもドア」に見立てたデザインです。
■JAL ドラえもんJET 2号機:2017年5月〜2017年8月
2016年9月に就航した「ドラえもんJET」と共に、日本/中国路線の利用促進を目指し、羽田発着の中国線で使用された特別塗装機です。機体には、JAL仕様の3Dのオリジナルデザイン「ドラえもん」と、東京スカイツリーなど東京の街並みが描かれました。この特別塗装機も、機体後方の乗降扉が「どこでもドア」となっています。
運航されていた当時、「ドラえもん」特別塗装機を空港で見かけ、思わず笑顔になってしまった方も多いのではないでしょうか。今後も新たなドラえもんジェットの登場、期待したいですね。