アントノフが保有・運航する世界最大の航空機An-225ムリーヤが2022年2月26日(土)、ロシア軍の攻撃で破損したと伝えられていますが、その程度が浅い可能性がありそうです。ロシア側の攻撃では、保管されていた格納庫に損傷があるものの、衛星画像を元に損傷を推計したアメリカの大学教授がTwitterが注目されています。
攻撃を受けた後の2月28日(月)のホストーメリ空港の格納庫付近の画像には、An-225ムリーヤの尾部が見えています。これに損傷した格納庫とAn-225ムリーヤの縮尺サイズにあわせた尾部を重ね合わせると、機体の大部分は損傷していない可能性があると指摘しています。
ホストーメリ空港にAn-225ムリーヤが駐機する格納庫にロシア側からの攻撃があったことは間違い無いようですが、ムリーヤが完全に破壊されたと思うのは早計かもしれません。アントノフはTwitterで機体の状態は専門家が検証するまで明言できないとコメントしていました。
Don't count the #An225 out just yet—I've superposed this drawing onto what seems to be the jet's exposed tailplane, seen in this image posted earlier by @CSBiggers.
— Paul Byrne (@ThePlanetaryGuy) March 1, 2022
Although there's substantial damage to the hangar, most of the airframe is under the undamaged section. pic.twitter.com/yo2uw6fl53
"Russia may have destroyed our ‘Mriya’. But they will never be able to destroy our dream of a strong, free and democratic European state." -@DmytroKuleba pic.twitter.com/o7AzQVQBW6
— Chris Biggers (@CSBiggers) March 1, 2022
DREAMS do not burn!#StopRussia #StopRussianAggression #Ukraine #Antonov pic.twitter.com/GnR5UPvu1V
— ANTONOV Company (@AntonovCompany) March 1, 2022
※配信後、タイトル、本文の一部を変更しています (2022/03/04 14:59)
