航空機登録 2023年2月動向 IBEXがCRJ-700を初めて抹消

航空機登録 2023年2月動向 IBEXがCRJ-700を初めて抹消

ニュース画像 1枚目:アイベックスのロゴがはがされ「2-JARJ」となった元「JA06RJ」(27-09さん 2023年3月5日撮影)
© FlyTeam 27-09さん
アイベックスのロゴがはがされ「2-JARJ」となった元「JA06RJ」(27-09さん 2023年3月5日撮影)

国土交通省航空局によると、2023年2月の日本国籍の航空機登録は、新規登録3機、抹消5機、予約登録9機でした。

主な旅客機の動きは、新日本航空のドルニエ228NG型機「JA30CA」が新規登録。アイベックスエアラインズのCRJ-702型機「JA06RJ」が抹消登録されているほか、北海道エアコミューターのATR42-500型機「JA14HC」が予約登録されています。

■2023年2月 新規登録機

新規登録は3機。このうち、新中央航空のドルニエ228-221NG「JA30CA」は、ドイツのRUAG社が試験機として所有していた「D-CNEU」を導入したものです。

ニュース画像 1枚目:新たに新中央航空に導入された「JA30CA」(FT51ANさん 2023年1月10日撮影)
© FlyTeam FT51ANさん
新たに新中央航空に導入された「JA30CA」(FT51ANさん 2023年1月10日撮影)
登録日レジ番号航空会社機種製造番号
2023-02-02JA04YP三井物産エアロスペースレオナルドAW16969158
2023-02-07JA30CA新中央航空ジェネラルアトミクス・エアロテックシステムズDornier 228-2128206
2023-02-24JA7970アルファーアビエィションロビンソンR22Beta BK117D-33844

■2023年2月 抹消登録機
アイベックスエアラインズの「JA06RJ」は、2023年2月上旬に仙台空港へフェリー。2月中旬にロゴ等がはがされ、新たなレジ「2-JARJ」となっている姿が確認されていました。アイベックスエアラインズがCRJ-700型機を抹消するのは、これが初めてです。

ニュース画像 2枚目:アイベックスのロゴがはがされ「2-JARJ」となった元「JA06RJ」(木公さん 2023年3月3日撮影)
© FlyTeam 木公さん
アイベックスのロゴがはがされ「2-JARJ」となった元「JA06RJ」(木公さん 2023年3月3日撮影)

抹消された5機のうち、2機がアメリカに、1機がガーンジー島に、それぞれ売却されています。

抹消日レジ番号航空会社機種抹消理由
2022-02-21JA3969個人所有セスナ172P機体解体のため。
2022-02-24JA6900朝日航洋ベル430アメリカ合衆国へ売却のため。
2022-02-28JA3669エアロラボセスナTU206F航空の用に供さないため。
2022-02-28JA08NA法人所有ロビンソンR44Ⅱアメリカ合衆国へ売却のため。
2022-02-28JA06RJアイベックスエアラインズボンバルディアCL-600-2C10ガーンジー島へ売却のため。

■2023年2月 予約登録機

北海道エアシステムの4号機となるATR42-500「JA14HC」が予約登録。また、法人所有のホンダジェットが計6機登録されています。

レジ番号航空会社機種製造番号予約年月日
JA02PA法人所有ホンダ・エアクラフトHA-420未定2023-02-03
JA03PA法人所有ホンダ・エアクラフトHA-420未定2023-02-03
JA04PA法人所有ホンダ・エアクラフトHA-420未定2023-02-03
JA05PA法人所有ホンダ・エアクラフトHA-420未定2023-02-03
JA10YA法人所有ホンダ・エアクラフトHA-420420002632023-02-08
JA20YA法人所有ホンダ・エアクラフトHA-420420003582023-02-08
JA117H川崎重工業川崎BK117C-240482023-02-14
JA20KY法人所有シャイベSF28A57302023-02-20
JA14HC北海道エアシステムATR42-50016142023-02-28
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