ルフトハンザ、大型機A380 いよいよ2機がコロナ禍から復帰へ

ルフトハンザ、大型機A380 いよいよ2機がコロナ禍から復帰へ

ニュース画像 1枚目:Frankspotterさん 2020年2月7日撮影 D-AIMK エアバスA380-841 ルフトハンザドイツ航空
© FlyTeam Frankspotterさん
Frankspotterさん 2020年2月7日撮影 D-AIMK エアバスA380-841 ルフトハンザドイツ航空

コロナ禍で保管されていたルフトハンザドイツ航空のエアバスA380型機「機体記号:D-AIMK」は2023年3月12日、復帰のため定期整備を行ったフィリピン・マニラからLH9921便としてドイツ・フランクフルト空港に到着しました。

新型コロナウイルス感染症拡大による需要低下の影響から、保有するA380 14機の運航を2020年に停止。その後、6機が退役、残り8機をスペインのテルエル空港で保管していました。夏の旅客需要の増加、発注済みのボーイング777X型機などの受領の遅れから、509席を擁する大型機のA380を再運航させることを決定。長期保管状態にあった機体の整備を行う必要がありました。復帰1号機となる「D-AIMK」を1月29日にルフトハンザグループの整備会社があるフィリピン・マニラへフェリー。1か月弱、定期整備(Cチェック)が行われていました。

3月7日には、復帰2号機となる「D-AIMM」がLH9922便としてマニラへフェリーされています。投入路線や運航開始時期は不明ですが、整備が終わり次第、順次路線投入が開始されるものと思われます。

マニラにある整備会社「ルフトハンザ・テクニック・フィリピン」では、同社の大型機(エアバスA340シリーズ)などの定期整備を担うほか、ジェットスター ジャパンの機体も定期整備を行っています。

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