ルフトハンザドイツ航空は2023年10月から、ミュンヘン発着のエアバスA380-800型機 投入路線に、ロサンゼルスとバンコクを加えることを発表しました。すでに、6月1日からミュンヘン/ボストン線、7月4日からのミュンヘン/ニューヨーク(JFK)線への投入を発表していますが、さらに2路線が追加されA380の投入路線が拡大します。
同社では長期間保存状態にあったA380を順次、復帰させています。すでに再開1号となる「機体記号:D-AIMK “現行塗装”」が復帰整備を終え、現在はドイツ国内で訓練飛行を続けています。さらに再開2号の「D-AIMM “旧塗装”」が3月から復帰整備中。4月21日には再開3号の「D-AIML “旧塗装”」が保存先であるスペイン・テルエルからフランクフルトへフェリーされ、こちらも復帰整備を行なっているものとみられます。これにて、機齢8〜9年の“若い”3機が復帰することになりますが、残る機齢12〜13年の6機の動向に注目が集まります。