神戸空港、新ターミナルを建設!2025年の国際線運航開始に向けて

神戸空港、新ターミナルを建設!2025年の国際線運航開始に向けて

ニュース画像 1枚目:神戸空港
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神戸空港

神戸市は2023年5月10日、神戸空港に新ターミナルを建設することを明らかにしました。2025年4月から10月に開催される大阪・関西万博と、国際チャーター便運航開始に合わせた航空需要の拡大を見据えたもので、2025年2月末に完成、3月末の供用開始を目指します。

「神戸空港サブターミナル (仮称)」として、国内線・国際線の共用ターミナルとします。現在のターミナルとは反対側、神戸港・ポートアイランド側の北端に整備されます。

ニュース画像 1枚目:神戸空港サブターミナル (仮称) 外観イメージ
© 神戸市 港湾局空港調整課
神戸空港サブターミナル (仮称) 外観イメージ
ニュース画像 2枚目:空港全体配置図 (神戸空港サブターミナル (仮称)は図左上)
© 神戸市 港湾局空港調整課
空港全体配置図 (神戸空港サブターミナル (仮称)は図左上)

鉄骨造・地上2階建てのサブターミナルは、地域木材を多様した建物。この建物の外観には、神戸の歴史を象徴する西洋の陰影ある「旧居留地」のデザインを取り入れます。また、ターミナルビルとほぼ同じ面積の“ランドスケープエリア”と呼ばれる、地域を象徴する自然を取り入れた公園も隣接するエリアに設けます。

出発・到着ロビーは、開放感のある吹き抜け構造となり、大型モニュメント等の設置も想定しています。

ニュース画像 3枚目:神戸空港サブターミナル (仮称) 配置外構図イメージ
© 神戸市 港湾局空港調整課
神戸空港サブターミナル (仮称) 配置外構図イメージ
ニュース画像 4枚目:神戸空港サブターミナル (仮称) 出発・到着ロビーイメージ
© 神戸市 港湾局空港調整課
神戸空港サブターミナル (仮称) 出発・到着ロビーイメージ
ニュース画像 5枚目:神戸空港サブターミナル (仮称) 断面構成イメージ
© 神戸市 港湾局空港調整課
神戸空港サブターミナル (仮称) 断面構成イメージ

サブターミナルの建物には展望デッキを設け、離発着する航空機を遠巻きに眺めることができるほか、明石海峡大橋、神戸の街並みと共に六甲山の眺望を楽しめます。また、航空機への乗り降りと待合室・保安検査・出発・到着ロビーをフラットに結び、階層移動が少なくなるような集約構造を採用します。

ニュース画像 6枚目:神戸空港サブターミナル (仮称) 展望デッキイメージ
© 神戸市 港湾局空港調整課
神戸空港サブターミナル (仮称) 展望デッキイメージ
ニュース画像 7枚目:神戸空港サブターミナル (仮称) 階層計画イメージ
© 神戸市 港湾局空港調整課
神戸空港サブターミナル (仮称) 階層計画イメージ
ニュース画像 8枚目:神戸空港サブターミナル (仮称) 出発・到着ロビーイメージ
© 神戸市 港湾局空港調整課
神戸空港サブターミナル (仮称) 出発・到着ロビーイメージ

現在、神戸空港に就航する国内航空会社は、スカイマーク・全日本空輸(ANA)・ソラシドエア・エアドゥ・フジドリームエアラインズ(FDA)の5社。国際化については調整が進められており、2025年の万博開催に合わせた国際チャーター便の運航、2030年ごろからの国際定期便就航に向けた準備が進んでいます。

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