ドイツ空軍は2023年9月27日、政府専用機のエアバスA340-300型機「機体記号:16+02」が退役したことを明らかにしました。8月15日には、残るもう1機のA340政府専用機「16+01」の外遊時に発生した機体ドラブルにより、2機とも即時退役を発表していました。
「16+02」は、ドイツ・ケルンからアメリカ・ワシントンを経由し、“飛行機の墓場”としても知られるニューメキシコ州ロズウェルに到着しています。同機は、2022年4月28日〜29日のドイツ・ショルツ首相乗機として羽田空港へ運航されたのが、日本への最終飛来となりました。
2機のA340はいずれも、ルフトハンザドイツ航空で使用されていた中古機。「D-AIGR (16+01)」は機齢24年、今回退役した「D-AIFB (16+02)」は機齢23年でした。