防衛省・航空自衛隊は2023年12月8日(金)から20日(水)まで、航空自衛隊の新田原基地(宮崎県)で「日米共同訓練」を実施することを発表しました。新田原基地を拠点として、四国沖空域および九州西方空域で、戦闘機戦闘訓練を行います。参加するのは、岩国航空基地を拠点とするアメリカ海兵隊第12海兵航空群と、新田原基地を拠点とする航空自衛隊第5航空団です。
アメリカ海兵隊からは、F/A-18戦闘機が10機程度、KC-130輸送機1機程度と人員300名程度が展開予定。また、F-35BライトニングII戦闘機も2機程度が参加する予定ですが、訓練の都度、岩国航空基地から飛来し、訓練終了後に帰投する計画です。航空自衛隊からは、F-15戦闘機が12機程度参加します。訓練期間の前後には、訓練参加機および人員と物資の輸送機が展開することも合わせて発表しています。
防衛省は、2024年度末にF-35Bを7機擁す「臨時F-35B飛行隊(仮称)」を新設する予定で、新田原基地では受け入れに向けた施設整備が進んでいます。自衛隊としての配備はまだ先ですが、一足早く米海兵隊のF-35Bが飛来することになります。