神戸空港、ついに“世界“へ!第2ターミナル開業 一番機は「スターラックス航空」

神戸空港、ついに“世界“へ!第2ターミナル開業 一番機は「スターラックス航空」

ニュース画像 1枚目:神戸空港 国際線第一便 スターラックス航空 エアバスA321neo「機体記号;B-58211」
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神戸空港 国際線第一便 スターラックス航空 エアバスA321neo「機体記号;B-58211」

2006年の開港以来、国内線中心だった神戸空港は2025年4月18日、主に国際線を運用する第2ターミナルを正式にオープン。本格的な国際線のスタートを祝う式典も開催され、多くの関係者や地元の住民にとって歴史的な一日を迎えました。

ニュース画像 1枚目:神戸空港 国際線 二番機は大韓航空 エアバスA321neo「HL8505」
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神戸空港 国際線 二番機は大韓航空 エアバスA321neo「HL8505」
この日、一番機として神戸空港の滑走路に到着したのはスターラックス航空の台北発便 。大韓航空のソウル発便と並んで午前10時到着予定でしたが、最初に滑走路に降り立ったのはスターラックス航空 エアバスA321neo 「機体記号;B-58211」。まさに“神戸国際化第1便”としての華々しいスタートとなりました。二番機は大韓航空 エアバスA321neo 「HL8505」でした。到着ロビーでは横断幕とノベルティ配布での歓迎イベントも実施され、国際線の本格始動にふさわしいにぎわいを見せました。
ニュース画像 2枚目:神戸空港 第2ターミナル開業 歓迎イベント
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神戸空港 第2ターミナル開業 歓迎イベント

記念式典は午前8時20分から、神戸空港第2ターミナル2階「にぎわい空間」で開催。オープニング演奏に始まり、神戸市長 久元喜造氏、関西エアポート神戸の山谷佳之社長らによる挨拶やテープカットが行われました。久元市長は「神戸空港の国際化により、新たな国際都市としての可能性を手にすることができた」とコメントしました。続いて、就航する4社の航空会社(大韓航空、スターラックス航空、エバー航空、吉祥航空)の代表が登壇し、くす玉割りで祝意を込めたセレモニーも。関係者の表情には、長年の準備が結実した喜びがにじんでいました。

ニュース画像 3枚目:神戸空港 第2ターミナル開業 記念式典
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神戸空港 第2ターミナル開業 記念式典

今回の運航は、いずれも「国際チャーター便」としての扱いですが、スケジュールは定期便に近い内容。今後も継続的な運航が見込まれています。

■神戸空港乗り入れ4社の運航計画
大韓航空:神戸〜ソウル(仁川)線 / 毎日2便
スターラックス航空:神戸〜台北(桃園)線 / 週3便
スターラックス航空:神戸〜台中線 / 毎日1便
エバー航空:神戸〜台北(桃園)線 / 週2便
吉祥航空:神戸〜上海(浦東)線 / 毎日1便
吉祥航空:神戸〜南京線 / 週2便

なお、神戸空港はこれまで、国際線はビジネスチャーターなどに限って許可されており、2007年にはANAの特別塗装機「パンダジェット(機体記号:JA606A)」による天津チャーター便や、長安航空のボーイング737-800型機「機体記号:B-5181」による外国航空会社の飛来が話題となりました。

ニュース画像 4枚目:神戸空港 2007年9月10日撮影 JA606A ボーイング767-381/ER 全日空
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神戸空港 2007年9月10日撮影 JA606A ボーイング767-381/ER 全日空
ニュース画像 5枚目:神戸空港 2007年9月14日撮影 B-5181 ボーイング737-8FH 長安航空
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神戸空港 2007年9月14日撮影 B-5181 ボーイング737-8FH 長安航空

今後、神戸空港は2030年を目処に国際定期便の本格運航が計画されており、今回のチャーター便就航はその第一歩。関西における国際線の新たな選択肢として、今後の展開が大いに注目されます。

期日: 2025/04/18から
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