ANAの787、定期便就航1年で旅客数180万人 燃費低減に効果あり

ANAの787、定期便就航1年で旅客数180万人 燃費低減に効果あり

全日空(ANA)は2012年11月1日、787の定期便就航から1周年を迎え、国際線、国内線合計で約9,000回を就航、約180万人の旅客に利用されたと発表しました。

787は、ANA保有の他の機材と比べ平均で1割ほど搭乗率が高く、国内線は8,409便で、旅客数は172万1951人、平均搭乗率72.8%。国際線は565便、旅客数は7万4340人で、平均搭乗率82.6%を記録しています。

また、燃費効率はボーイングで767と比較し、20%減の予想でしたが、1年間の国際線運航実績で約21%減となり、予想を上回る結果を収めています。燃費削減効果は787就航から半年で発表している21%減を維持し、燃費向上に威力を発揮しているようです。

なお、787は現在、国際線3路線に投入、サンノゼ線に2013年1月から投入、国内線では羽田発着10路線に投入、12月から高松線に就航します。

■ANAの787による運航路線
<国際線>
・羽田/フランクフルト線
・羽田/北京線
・成田/シアトル線
・成田/サンノゼ線(2013年1月11日就航)
<国内線>
羽田発着:新千歳、伊丹、岡山、広島、山口宇部、松山、福岡、熊本、鹿児島、宮崎線 (12月1日から高松線)

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