エアバスのA350の開発計画、A350-1000の初飛行は2016年予定

エアバスのA350の開発計画、A350-1000の初飛行は2016年予定

エアバスA350 XWBは2013年6月14日、初飛行を行いましたが、今後、2機目、3機目のテスト機は秋にもフライトを開始、認証試験に加わる予定です。エアバスは現在、月1機ペースの生産体制をとっていますが、2014年後半には型式証明を取得し、初号機をカタール航空に引き渡し、2014年末までには月3機体制まで引き上げる計画です。

2号機、3号機は組立に着手していますが、4号機(MSN4)は騒音、アビオニクス関連のテスト、5号機(MSN5)は正確にルートをフライトすることを確認するテストを行う予定です。

また、日本航空(JAL)や全日空(ANA)が導入を検討しているとされるA350-1000については、2015年末に最終組立に着手する予定です。この初飛行は2016年で、2017年に営業飛行を開始する見通し。

なお、パリ・エアショーで新たな発注などが発表される見込みですが、初飛行時点でのA350の発注は33社、613機の確定発注を獲得しています。

メニューを開く