アメリカ海軍は2013年7月1日、初期運用試験・評価(IOT&E)中のP-8Aポセイドン哨戒機が、運用上有効・適切であり作戦部隊への導入準備が整ったと発表しました。
P-8Aポセイドンは、現用のP-3Cオライオンの後継機として、ボーイング737-800をベースに改装した新しい長距離対潜・対艦作戦、情報収集、偵察用の哨戒機です。
P-8Aは、6月24日にはカリフォルニア州のポイントマグー試験場で、ハープーンAGM-84Dブロック1Cミサイルの発射試験を行い、海上の標的に命中させています。
IOC&Tが完了するとフルレート量産に移行し、今冬にはP-8A初の飛行隊が初期運用展開する予定です。
現在、9機の低率初期生産機が部隊配備され、6機の試作機が海軍航空システム軍団に配備されています。海軍では117機のP-8Aを導入する予定です。