フィンエアー、2015年のA350の投入路線は日本3都市が最有力

フィンエアー、2015年のA350の投入路線は日本3都市が最有力

フィンエアーのペッカ・ヴァウラモCEOが来日、2015年後半に受領する予定のA350 XWBを長距離路線では「3都市に就航する日本路線を最優先に検討する」と語りました。フィンエアーはこれまでの日本市場を重視しており、ヘルシンキ空港内に日本語案内の整備、日本人客室乗務員の採用を積極的に行うなど、取り組んいます。

フィンエアー ペッカ・ヴァウラモCEO

日本路線は70%は日本発の旅客が利用し、その85%はヘルシンキ以遠へ乗継ぎするため、ヘルシンキ空港でのターミナル移動を便利にするといった投資もこれまで進めています。

また、2013年9月には世界で初めてA321シャークレット装備機を導入、マリメッコとのコラボレーション、機内食のアップデート、2014年秋までに保有する長距離機材のA330を8機、A340を7機のうち、A340の3機を除きビジネスクラスのフルフラットシートの導入を完了する計画です。

フィンエアーでは日本を重視した施策の1つとして、A350を日本へ最優先に投入する考えで、ヴァウラモCEOは「成田、関西、名古屋のどの路線に投入するか、具体的にまだ決めていないが、この3つの日本路線に投入することが最優先の候補だ」としています。

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