航空自衛隊も保有する767-200ERと767-400ER、価格表から削除

航空自衛隊も保有する767-200ERと767-400ER、価格表から削除

ボーイングは価格表から767-200ER、767-400ERを削除、767ファミリーは767-300ER、767-300貨物機、767-2CFXの3機種となりました。

767の初飛行は1981年9月26日で、ユナイテッド航空に初号機がデリバリーされてから、すでに32年が経過しています。767-200ER、767-400ERはこの767の派生系の1つです。

2013年9月現在での年間のデリバリー機数は767が14機で、旅客機はMIATモンゴル航空、TAM航空、貨物機はUPS、フェデックスに引き渡しされていますが、いずれも767-300ERがベース。ベストセラーの777の61機、開発が続く新型機の787の34機と比べると見劣りする状態で、今後の生産は貨物機がメインとなっています。

ちなみに767-200ERは日本では航空自衛隊がAWACS機で4機(S/N:64-3501、64-3502、74-3503、84-3504)、空中給油機として3機(87-3601、87-3602、97-3603)を保有。また、767-400ERはユナイテッド航空が16機、デルタ航空が21機を保有しています。

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