BAEシステムズは、2013年10月11日、ホーク・アドバンスド・ジェット練習機のパイロット用タブレットを開発していると発表しました。
タブレットには機体の技術情報や着陸諸元、変換アプリ、天候予測などが入力され、指先1本で呼び出すことができます。現在、急減圧試験など厳格なチェックをパスした4台のタブレットが、南アフリカ空軍に渡されてテストされています。新たな情報ツールを使用するのに必要なのは、特性手袋だけです。
イギリス空軍、インド空軍、オーストラリア空軍ともテストの準備が進められています。
タブレットがほかの電子機器や磁気コンパスに影響を与えないか、急減圧した際に爆発しないか、などがチェックされます。民間航空界では各種マニュアルをタブレットに収録する動きが進んでいますが、軍用機にもその動きが進んできたようです。