エティハド航空は2013年11月17日、ドバイ・エアショーでエアバス117機、ボーイング82機、GEアビエーションのエンジン127基、ロールスロイスに115基、CFMエンジン52基を確定発注、総額670億ドルとなりました。エティハド航空は今後10年の成長戦略に向けた機材発注としています。
確定発注はエアバス87機、ボーイング56機で、エアバスに30機、ボーイング26機、あわせて56機のオプションが含まれています。発注機材は機材更新に加え、増便、路線拡大のための機材増が目的です。
発注は777Xが25機、787-10が30機、777Fが1機、A350XWBが50機、A320neoが36機、A330-200Fが1機。旅客機は2018年から引き渡しが予定されています。エティハド航空は現在86機を保有、さらに80機が確定発注で導入される予定。2008年にイギリスで開催されたファンボロー・エアショーで100機の発注以来の大型発注です。
また、今回の発注で、787は合計71機となり、航空会社では最大の発注者となります。
エティハド航空は資本提携によるアライアンスを構成、現在はエア・ベルリン、エア・セルビア、エアセイシェル、ヴァージン・オーストラリア、エアリンガス、さらにインドのジェットエアウェイズの株式も決定。スイスのダーウィン・エアラインとの提携も発表され、7社のアライアンスとなっています。