6月のルークAFBでのF-16D墜落事故原因、バードストライク後にパイロットが判断ミス

6月のルークAFBでのF-16D墜落事故原因、バードストライク後にパイロットが判断ミス

アメリカ空軍は、2013年6月28日にアリゾナ州ルーク空軍基地でF-16Dが墜落した事故原因について、バードストライク後にパイロットが判断ミスをしたためと発表しました。

事故は、第56戦闘航空団(56FW)第309戦闘飛行隊(309FS)の教官パイロットと学生パイロットが搭乗したF-16Dでタッチ&ゴー訓練中に起きました。離陸直後のF-16Dが低空でバードストライクを起こしエンジン出力が低下した際に、教官パイロットは高度とスピードを維持しなければならないところ、急激な旋回をしてスピードを失い墜落してしまったと事故調査委員会は分析しています。

この事故ではパイロットは脱出して軽傷ですみ、地上への被害もありませんでした。推定被害額は約2,200万ドルです。

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