アンダーセン基地のB-52、中国独自の防空識別圏を訓練飛行

アンダーセン基地のB-52、中国独自の防空識別圏を訓練飛行

アメリカ国防総省は2013年11月23日、ヘーゲル国防長官が中国国防部が独自に設けた東シナ海の防空識別圏について「尖閣諸島は日米安全保障条約に適用され、その方針を再認識している」と発表していますが、これを受けて11月26日、アメリカ空軍はB-52ストラトフォートレス爆撃機2機がこの空域周辺で訓練飛行を行ったことがつたえられています。ウォールストリート・ジャーナルが伝えています。

B-52爆撃機はグアムのアンダーセン空軍基地から離陸。中国国防部が独自に設けている東シナ海防空識別圏の空域で飛行訓練を行いました。B-52に爆弾などは搭載しておらず、2機以外の航空機も随伴していませんでした。この訓練により、新たに設けられた防空識別圏に対して、力で無意味なものと示すことが狙いと見られます。

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