中期防衛力整備計画、滞空型無人機、オスプレイを新規導入へ

中期防衛力整備計画、滞空型無人機、オスプレイを新規導入へ

防衛省は「平成26年度以降に係る防衛計画の大綱について」「中期防衛力整備計画」を発表しました。2013年12月17日に閣議決定されたもの。

周辺海空域における安全確保では、航空機はP-1固定翼哨戒機、SH-60K哨戒ヘリコプターを整備、P-3C固定翼哨戒機、SH-60J哨戒ヘリコプターを延命し、哨戒機能を有する艦載型無人機について検討。さらに新たな早期警戒管制機、あるいは早期警戒機、固定式警戒管制レーダーの整備、E-767早期警戒管制機の改善を行う計画。また、共同の部隊の新編に向け、滞空型無人機を新たに導入することを明記しています。

このうち、海上自衛隊はUS-2救難飛行艇の継続整備、艦載型多用途ヘリコプターの新規導入、航空自衛隊はC-2輸送機と陸上自衛隊はCH-47JA輸送ヘリコプターの継続整備、オスプレイとは明記していませんが、「ティルト・ローター機」を新たに導入するとしています。また、UH-1J多用途ヘリコプターの後継、UH-Xについて検討、必要な措置を講じるとしています。

防衛力整備の水準には、平成25年度価格でおおむね24兆6,700億円程度としています。

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