KLMオランダ航空は2011年6月29日、「食用油」を航空燃料に使用し、アムステルダム/パリ間の定期便でフライトをはじめた。初フライトはKL1233便のB737-800型で、171名の乗客が搭乗していた。KLMはこのフライトにあたり、当局からの認可を得たほか、ボーイングからの協力も得たという。
なお、フライトで使用した燃料は従来の航空機燃料ケロシンとレストランなどで使用した油から生成したバイオ燃料を混ぜたもの。KLMは9月にもアムステルダム/パリ間で約200便を「食用油」でフライトする計画だ。