アメリカ海軍の新型空母用消防車【動画】

アメリカ海軍の新型空母用消防車【動画】

アメリカ海軍航空システム軍団(NAVAIR)は、2014年6月から新型の艦載消防車P-25Aの配備を始めると発表しました。P-25Aは従来のP-25を改修した車両です。

空母や強襲揚陸艦では、航空運用中の飛行甲板には常に2両の消防車が待機して、火災を消火したり、他のシステムが作動するまで火勢を抑えなければなりません。

P-25/25Aは水を800ガロンと消火剤60ガロン、3本のハロン消火器、放水銃、100フィートのホースを搭載したディーゼルエンジン駆動車両です。P-25Aは新しい環境規制で、15年以上使用した2サイクル・ディーゼルが使用できなくなったため、エンジンやラジエターなどを新しいものに交換しました。

狭い飛行甲板で使用するため長さと幅は変更できないので、P-25AはP-25より若干高さが増しています。65両の消防車を四半期ごとに4両ずつ改修して、約1,240万ドルの予算がかかります。

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